2024年11月9日（土）、福岡大学にて第1回現場発信型英語教育研究会（COREE: Classroom-Oriented Research in English Education）を開催し、15名の方が参加しました。COREEは、以下のような方々を対象に、新たな学びと交流の場を提供する目的で発足しました。
- 研究を始めてみたいが何から始めたらよいかわからない方
- 現場で抱える疑問を研究につなげたい方
- データ分析の方法を学びたい方
- 他の研究者と交流し、アイデアを深めたい方
会の冒頭では、LET九州・沖縄支部長 植田正暢がCOREEの趣旨について説明しました。その後、参加者が1人ずつ自己紹介を行い、小グループに分かれて研究の関心や現場での課題について話し合いました。
グループでの話し合いでは、小学校での海外交流の事例や外国人児童の指導、英語の歌を活用した指導法、高校教育と学習指導要領のギャップを埋める工夫、AIを活用したライティング指導など、多岐にわたるテーマが挙げられました。短時間ながら、参加者同士で具体的な現場の話題や研究テーマが共有されました。
第2回研究会のご案内
次回の研究会では、データ収集や分析をテーマとして、話題提供者を中心に時間をかけて議論を行う予定です。以下が予定されている内容です。
- 日程： 近日中に発表予定
- 形式： ハイブリッドまたはオンライン開催
- 参加費： 無料（非会員の方も参加可能）
- 話題提供者： 数名募集予定（ただし、会員優先。空きがある場合、非会員も可）
話題提供や議論の場では、研究倫理を遵守し、他人のアイデアを尊重することをお願いしています。本研究会を通じて、参加者が学会発表、論文執筆、さらには共同研究へと発展するきっかけを得られることを目指しています。
研究の経験が浅い方も気軽に参加できる場ですので、英語教育に関心のある方の積極的なご参加をお待ちしております。